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May 27, 2009

原丈人さんの講演会

夜ホテルニューオータニでベンチャーキャピタリストの原丈人(じょうじ)さんの講演会に行ってきた。フルブライトジャパンの開催で無料の講演会でタイトルは ”これからの日本と世界”だった。400人招待ということで人で会場はいっぱいだった。一時間であったが講演の内容は非常に濃くてインパクトがあった。私も初めてだったが感動した。原さんの名前も私と同じ じょうじである。こんな実業家になりたいと思った。

原さんは小柄だがスッキリした顔立ちでいかにも謙虚なひとだった。慶應大学卒業後 スタンフォード大学へ進み アメリカのシリコンバレーで1985年ベンチャー会社を起こし成功後 投資会社をつくり十数社の社長をしながら 現在は発展途上国の教育と医療の改善のために事業を起こし支援している。ザンビアやバングラデッシュでインターネットを農村で貧困の子供達に開通させ教育している。金儲けに走ることなく確固たる自分の意見を持っている。日本人として これからは欧米で必要される時代が20―30年後絶対にやってくるとのこと。
海外はODAなどの寄付ではなく税制を優遇して民間から投資を募り事業を起こして増えるODAを提案している。
最先端の技術を反転途上国に持ち込みビジネス展開をして貧困層の社会を変えている。会社は株主のものではないという公益資本主義を唱えている。会社はその技術や資産を使って利益を上げながら何らかの形で世の中に貢献することが使命だと原さんは言っている。

現在最先端のWiMAXを世界に先駆けて2005年にバングラデッシュに持ち込み高速無線のブロードバンドを首都ダッカに導入した。この会社はこの国で黒字で大きな会社になった。またXVDという画像圧縮技術を使い遠隔教育また遠隔治療の双方向コミニュケーションの実験に成功している。

これからの時代はポストコンピュータ社会でPUC (pervasive Ubiquitus communication)だという。40年周期でビジネスは繊維から鉄鋼そしてコンピューターへ移ってきた。そして現在はWeb2.0も成熟してきた。
これからは新しい技術を生み出していかなければならないとのこと。
リーマンショック以後アメリカは変わるかといえば短期でまた利益を追及するほうにまた流れてしまいそうだとのこと。日本が先端の新技術で貢献する順番がやってきている。

原さんの著書は 21世紀の国富論という本だが読んでみたくなった。

会社  DEFTA PARTNERS
プロフィール
1952 年大阪生まれ。慶應義塾大学法学部卒業
後、考古学研究を志し中央アメリカへ渡る。
スタンフォード大学経営学大学院、
国連フェローを経て同大学工学部大学院を修了。
29 歳で創業した光ファイバーのディスプレイメーカーを売却後、
主に情報通信技術分野で新技術を創出する企業の育成と経営に注力。
90 年代にソフトウェア産業で
マイクロソフトと覇を競ったボーランドをはじめ
SCO、ユニファイ、ピクチャーテル、ウォロンゴング、
トレイデックスなど十数社を成功に導き、
シリコンバレーを代表するベンチャーキャピタリストのひとりとなった。
会長を務める事業持株会社デフタ・パートナーズグループは現在、
アメリカ、イギリス、イスラエルでPUC というコンセプトのもと
技術体系を構築。2004年には東京とソウルに拠点を設けた。
05 年にインテルと合併したオープラス・テクノロジーをはじめ、
ゾーラン、オーレン、XVD、フォーティネットなどの
企業群を育て、ポスト・コンピュータ時代の新産業を先導する。

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